こちらの記事は歯科衛生士・調理師の方の感想文です。
「色食」どのような関係が?
最初、色食と聞いて具体的にどのような関係があるのか想像がつきませんでした。
冒頭、普段の生活で色がある事は当たり前で、白黒の世界はセミナーの画像であ
ったように、今ではパソコンなどで処理をしないと目にする事がないと改めて思い
ました。
白黒とカラーの画像を見比べた時に、白黒は今まで脳にインプットされている情報
から「色がイメージできる」で思考が止まっていたのが、カラーの画像を見た時に
「キレイだな」など気持ちが動かされました。
これが、色がある事によりイメージが広がる、そして感情や感覚が生まれるという事なのだと実感しました。
五感の割合で「視覚」を8割が占める
五感の割合で視覚が8割を占めるといい、食で大切な栄養でも赤・黄・緑・白・黒
色の五色が基本である。
食材の色、しかも中身の色で分類する事を初めて知りました。
色にはココロを動かす、
食にも色がありそれが栄養と深く結びついている、
そしてカラダを整える。
ここで、初めて色食の具体的な関係を少し知る事ができました。
では、日頃どのような事を意識することで色を食に取り入れたり、食に色を取り入れ
たりできるのかというと「Eat a Rain Bow(色を食べよう)」の言葉が偏りなく栄養
が取れる一つとなっていることが分かりました。
暖色系の色には、食欲を増進させる役割を持ち、
逆に寒色系の色は、食欲を減退させる
効果があることを聞くと確かに青色の食べものは、食材として見かけないし、あった
としても口に入れようとしないと思いました。
私自身も、買い物に行くと何故だか赤・黄・オレンジ色が入ったパプリカを買ってし
まうし、単にオリーブオイルと塩コショウで炒めるだけでも美味しく、家族もおかず
の一品として認知度は高い気がしました。
サラダに紫玉ねぎをスライスして入れてみた時はとても不評で、今思うと紫だから?
と妙に納得しました。
内緒で食べる大好きな桜餅は「ココロのオアシス」
また、ダイエットに食欲を減退させる寒色系のものをと考えるよりも、ココロを満た
してくれて幸福感を感じさせてくれるピンクを取り入れることが心身に良い影響があ
ることを聞くと、家族に内緒でこっそり買う大好きな桜餅は私のココロのオアシスに
なっていたのだと思い、これからもこっそり買ってココロを満たそうと決意しました。
色食の活用術では、食事の満足度には食空間が7割関係しているので、そこにも色を
取り入れる工夫をし、簡単にできる事として照明を電球色にすると温かみのある食卓
になるのはすぐに実践しようと思います。
話が変わって、以前私が勤務していた病院では(病院給食調理をしていた)患者さん
に配膳するトレーはピンクでした。
患者さんの希望があり、尚且つ許可が下りている方は出来るだけラウンジで食事をし
ていたし照明も病院独特の白い感じではなく、電球色で落ち着く事ができる場所とな
っていました。
食事の形状も普通食から一口・刻み・ミキサー食と分かれているけれど、ただ単に
指定された形状に調理すればいいという訳ではなく、嚥下や咀嚼訓練をされている
患者さんにとって少しでも口にしてもらえるように、盛り付けや色味にとても配慮を
していました。
食事を摂る事は、口腔内で食事を細かくし嚥下やすくし、更に咀嚼は脳を刺激をする
ので食事もリハビリの一環になると思います。
特に高齢で病気をお持ちの方や食が細く全身の栄養状態が落ちている方には色を活用して欲しいです。
子どもが、好き嫌いをしたり食事を嫌がって食卓に向かない時のランチョンマットの
利用は子育て世代にとって最強アイテムになるのではないでしょうか。
今回の、セミナーを受講して少しでも多くの方が健全な心身を育む為に食に色を取り
入れて欲しいと思いました。
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記事を書いてくださった方
歯科衛生士・調理師 岸野さま